みんななぜダイエットに失敗するのでしょう?

日経ヘルス(2019年2月号)によると、ダイエットしたいと答えた人は7割以上います。しかし、5年以内にダイエットに挑戦した人の7割が、ダイエットに失敗しています。ダイエットに失敗した理由で最も多かったのが、「忙しくて続けられなかった」。約3割の人がそう答えています。

次に多かったのが、「ダイエットによるストレスの反動で食べ過ぎた」の25.9%。その次が「楽しくなかった」の20%。「つらい」や「飽きた」という回答もあります。このように、いかにダイエットを続けるのが難しいかがわかります。

落とす目標に達しないと、酵素ダイエット、置き換えダイエット、○○ダイエットと、次々に変えるのも失敗する原因ではないでしょうか。

最近だと、クレンズキャンプが、置き換えダイエットとして注目されています。クレンズキャンプには、成分としてグルコマンナンが入っていて、満腹感を得ることができます。また、ダイエット中に不足しがちな栄養素も含まれています。カリスマキャバ嬢のエンリケさんが実践して痩せたのも人気の秘密です。

専門家は、「目標が高すぎる」というのをダイエットに失敗する原因としてあげています。1か月で落としても良いのは、体重の3~5%と言っています。50kgの体重の5%だと2.5kgです。

これ以上落とすと、リバウンドしやすいそうです。例えば体重が50kgの人が、落とす目標を5kgに設定すると続かないし、目標を達成してもリバンドの可能性が高まるそうです。

行動科学では、人は何かを始めようとしても、1日5分のことでも続けられないと言われています。また、1か月以内に9割以上の人が挫折してしまうそうです。継続するには、行動に変化をもたらすための準備や工夫が大切だそうです。

例えば、1か月で1kg痩せたら服を買うなどの自分へのご褒美を作るのも工夫のひとつです。